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日曜日, 1月 24, 2016

DTMとは?作業ゲー挫折しやすい趣味を始める君に贈るエール


今回は、音楽を始めたいと思っているあなたに、DTMはいばらの道かもしれないということを伝えるために書かせていただきました。



DTMとは?

DTMとは、デスクトップミュージックの略語のことです。

文字通り、デスクトップパソコンで作る音楽のこと指しています。

パソコンの中で楽譜midi情報を作成し、音を鳴らして1曲を作る

文字で見ると、少し難しく見えますね笑。

最近ではDTMも2極化し、パソコンで作るだけではなく、iOSやAndroidのアプリで簡単に1曲作れる時代が到来しつつあります。もしかしたら、モバイル端末で簡単に作れたから、そのステップアップにパソコンで作りたい!

そう思い、当記事に訪れた方もいらっしゃるかもしれません。

さて、そんなパソコンで作るDTMの世界に、参入したいあなたに、伝えなければならない辛い現実をお伝えしなければいけない使命を背負い、当記事を書かせていただきました。

いきなりですが、挫折するかもよ?

あなたがDTMに興味を持った理由は、なんでしょうか?

好きなゲームのサントラに感動したから?

ボカロPに憧れたから?

一人でも、簡単に曲作りができそうだったから?

単なる憧れだけであれば、あなたはDTMという作業ゲーに挫折してしまうかもしれません。

作業ゲーと称したのには、訳があります。

DTMで1曲を完成させるためには、長い長い道のりが待っているのです。

ここでは、すでにパソコンなどの準備が整っていると仮定して、お話ししています。

さぁ、あなたは揃った機材を前に1曲を作ろうと画面の前に座りました。

DAWを開き意気揚々と、DTMの醍醐味である打ち込みを始めました。

1曲中で使われる楽器の数をご存知ですか?

3ピースバンドであれば、最低でもドラム・ベース・ギター・ボーカルですね。

「な〜んだ、驚かすなよ!たった4つじゃん!」

そう思った方は、要注意です。

作業量が多い

DTMとは、作業ゲーです。

ドラムは、少なくとも8個(キック、スネア、タムx2、フロアタム、ハイハット、ライドシンバル、クラッシュシンバル)の楽器から成り立っています。

DTMでは、それらを1つずつmidi情報としてピアノロールに書いていきます。こんな風に↓

入力する方法は、1音ずつ書くか、リアルタイムで鍵盤を弾くかのどちらかになります。

さらに1音ずつの強弱や、タイミングを調整していきます。

たとえば、ロックな64小節曲を作るとします。1小節にキックが2つあるとすれば、128個のmidiを入力します。強弱、タイミングを調整しながら。スネアも同じ数+αで150個だとします。シンバルクラッシュは32個ぐらいにして、ハットが1小節に8個で512個になります。

この時点で合計128 + 150 + 32 + 512 = 822個

まだタムの数入れていないにも関わらず、計算するのが面倒になりました。初心者のうちは1音ずつ入力しがちなので、その数をクリックすると考えたら、途方もない作業量ですね。

気づいたと思いますが、この作業を各楽器ごとにしていかなければなりません。

1つの楽器における数小節の塊を、リージョンと言います。「轟音ロケット」の全楽器リージョンが以下のようになっています。

青い部分は、ギターの実演奏の部分になっています。入力の後に、オーディオ素材やFXを入れることを考えると…初心者は楽曲の制作に1ヶ月以上かかるかもしれません。

「うげぇ〜」

その気持ち、わかります。人を感動させる音楽の裏側には、恐ろしいほど膨大な作業量があるんです。

ちなみに、「轟音ロケット」から1曲全体のmidi情報をキャプチャーしてみました。

極力少ない、midi打ち込みの楽曲を選びました。

それでもあなたは、DTMを始めますか?

それでもDTMを始めたい君に贈るエール

このブログでは、良い面だけを書かかないようにしています。

DTMを極めた作曲家は、空間や感情を支配する能力を得ることができます。

それは言葉や動画、画像などでは表現することのできない音楽のすばらしい特徴でもあります。

しかし、その能力を得るために犠牲にしなければならない時間は膨大です。

もしかしたら、その時間をゲーム実況や歌の練習、動画制作に回した方が、あなたらしく生きる方法見つかるかもしれません。

それでもDTMを始めたいあなたを、私は決して止めたりしません

むしろ、一緒にがんばりましょう!とお伝えしたいです。

今回の記事は、少しイジワルな書き方になってしまいましたが、DTMは楽しい趣味です。

自分の思った通りに音を作れるようになるまでは、少しだけ時間がかかります

しかし、それができるようになったときの感動は、何事にも変えられません。

そしてこのブログでは、あなたがその境地に至るまでのプロセスを、少しでも短くできるように手軽ですぐ読めるtipsと、ノウハウをどんどん掲載していこうと考えています。

もし一人で悩むことがあれば、一緒に私にも勉強させてください。

それでは、すべてのクリエイターに幸があらんことを。

次回→ DTMの始めるならパソコンはMacかWindowsか?
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